人類はアンドロイドからヒューマノイド、そしてプラントロイドへと革命的ハイテクノロジーな世界を手に入れた。

しかし、その一方で地球は荒廃し、大陸のほとんどが砂漠となり人々が生きていく環境ではなくなっていた。

そこで人類は地球を諦め、かねてから計画していた火星への移住を成功させた。だが、全ての人類が火星へ行くことは出来なかったのである。

そして、残された人類は過酷な生活を強いられていた。

幻の湖「ファントム」を目指して砂漠を旅する子供達。対立する２つのグループ「キャラバン」と「スナカゲ」が”一人”のヒューマノイドと出会う。

そんな中、いよいよ地球最後の時が迫っていた…。人類存亡をかけて、火星へ向かう最後の宇宙船が出発する。

このヒューマノイドと宇宙船を巡って繰り広げられるドラマの中で浮き彫りになってくる人類が残した「犠牲と代償」。

人類は発展の為に何を失ったのか？そして、子供達は宇宙船に乗船し火星へと出発できるのか？

生死をかけたタイムリミットが、今…。